ルーマニアってすごいんですよ(観光編)

10年ほど前まで社会主義国家であっただけあり、バスが夜中まで運行しているのはとても助かりました。日本みたいに深夜料金も発生しないですしね。1回乗車=1.5RON(2008年8月現在約68円)と料金も格安です。しかし、深夜に到着した首都のブカレスト・ノルド駅からホテルまでと、ホテルから空港までのタクシーに、2回ぼられました。驚いたことに、相場の10倍の値段をふっかけられました。ここで引き下がってはいけない! 日本人はみんな言われた通りに払うなどと思われてはいかん! と、もしタクシーにぼられても絶対に払わないぞと思っていたのですが、もう疲れすぎていて言い争う気にもなれませんでした(実際はタクシーの運転手は英語が話せず、わたしもルーマニア語が話せないので、厳密には言い争いにはならないのですがね)。まあそれでも日本のタクシーよりは安いのですが、気分のいいものではありません。

あまり気分のいいものではないと言えば、飲食店や土産物屋での店員の態度には結構驚きました。サービスしようという精神が皆無です。これも社会主義のなごりなのか? にこりともせず、黙ってオーダーをとっていき、黙って皿を持ってきては黙ってさげていきます。こちらが「Thank you」と言っても無反応。いくら英語が通じないと言っても、「Thank you」くらいはわかりそうな……。しかも料理が出てくるのが半端なく遅い! トマトをスライスしてキャベツとキュウリを添えただけの簡単なサラダでも、出てくるのに30分以上かかりました。店も全然混んでないのにー。1回の食事に最低でも2時間はかかるなんて、街を歩き回れないじゃあないか。なので店に入ったのは3回だけでした。あとは屋台みたいなところで名物っぽいものをつまんだり、スーパーで食材を買い揃えたり。主に食べたものは、パンとチーズに、トマト、パプリカ、ワイン、ビール、それとパパナッシュ(ルーマニアのデザートで、揚げドーナツにベリー系のソースとサワークリームをかけたもの。めちゃうま)。

店員さんのサービスはともかく、基本的に食べ物はどれもおいしいです。ビールもワインも。それと、やはりよかったのは地方都市でした。特によかったのはブラショフとシギショアラというところ。中世の建物がそのまま残っていて、人々がそこで普通に生活をしています。レストランやブティック、土産物屋なんかは、その1階で営業しているのですが、2階を見るとすべて年代物の建造物であることがわかり、ただ街中を歩いているだけでも楽しいです。ただし、アジアンはかなり珍しいようで、ちらちら見られます。あと話しかけられることもしばしば。話しかけられたからといって無闇に反応しない方がいいかもしれません。一度呼びかけに反応してしましい、なぜか一緒に写真を撮る羽目に。ルーマニアはまだまだ奥が深い。

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