「日記からグラフィックをつくる」ということをはじめてみる

「テキストからグラフィックをつくる」というプロジェクトを立ち上げてから、早3年。はじめはアルゴリズミックなデザインの仕組みを考えようと思って立ち上げたわけではないけれど、いつの間にかそういうものをつくっていたのだなあと気づきました(正確にはアルゴリズムではないのだが…乱数あるし)。
今日が書きはじめなので、「テキストからグラフィックをつくる(仮)」という活動が現在のかたちに至るまでの、自らの妄想の変遷を振り返ってみようと思います。

とある作品展のために、キーボードを叩くと、画面上にグラフィカルなものがあらわれるインタラクション作品をFlashでつくる

キーボードひとつに対してひとつのグラフィックが出現する仕組みだったので、単語単位で出現するようにしたいと考える

Flashでインタラクション作品をつくるのはなんだかありきたりだと思い、他の方法を模索する。

文章構造論(そんなのだったっけ?)やら隠喩法やら様々な文章に関する本を図書室で漁っていたときに、脳科学系の本棚で「共感覚」に関する本を見つける

「共感覚」というものを知る
共感覚:「不随意的に2つ以上の感覚が同時に起こる脳の現象」で、色に味を感じたり、音や文字に色が見える現象
(詳しくはこちらへ→http://www1.coralnet.or.jp/nobuyosi/index.html

本を読んでいるときに色が見えるというのはどんな感じなのだろうと妄想をふくらませる

文章を色に置き換える変換装置をつくって、色々な本を色に置き換えた本をつくろうと考えはじめる

なんとか装置をつくったものの、本にしてもいまいちおもしろみがない

ダイナミックさが足りないと考え、数メートルの長い紙に印刷してみる

で、最終的にできあがったものが1枚のグラフィック作品になっていたので、「テキストからグラフィックをつくる」というプロジェクト名をつけた。そのまんまじゃあないかとか、もっとかっこよくてキャッチーな名前をつけろと言われたけれど、結局なにも思いつかず今に至っております。なので、いつかかっちょよくてキャッチーな名前を思いついたら、(仮)のとれたタイトルになることでしょう。

しかしながら、卒業、引っ越し、就職などをしているうちに、なかなか手をつけられない状態が続き、ウェブでならちょこちょこ続けられるかもと思ってはじめたにも関わらず、やはり一向に進まず…。

原因を考えていくと、適当なテキストを選ぶのが結構骨折りであるということに気づき、なら自分で書いたらよいと思い立ち、自分で書くといったらやはり日記だろうと思い、「日記をグラフィックに変換する」というサブプロジェクトをはじめた次第なのです。これなら結構な頻度で変換することができるのでは…?

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