2010-03-15 アルスエレクトロニカの軌跡

diary_100315
ほとんどの作品は過去に見たことがあったし、おまけに開催場所の東京都現代美術館は自宅から遠い上に、わざわざ出掛ける割に美術館以外に寄る場所がない。
そんな訳で、「アルスエレクトロニカの30年」展は、招待券を貰ったくせに行かないつもりだったのだけれども、「業界では賛否両論だったけど面白かったよ」という既に行ってきた友人の言葉を受け、そもそも業界って何を指しているのだろうと思いつつ徐々に招待券を持て余していることが損をしているように思えて来たわたしは、結局先週末に行って来たのでした。

「業界では賛否両論らしいよ」
と一緒に行くことになった友人に又聞きしたことをそのまま伝えると、
「業界って何?」
とわたしが思ったことと同じ言葉を返された。

会場は結構賑わっていた。若者だけでなく、子供や年配の人もちらちらいる。
けれども、予想通りというか、予想通りであっては欲しくなかったのだけれども、難解な作品ほど解説がない。
作品に対する説明的な文章はつけるべきではないと主張するアーティストやキュレーターは多いと思うけれども、それが一般人にとっては興味を持つ以前にやり過ごしてしまう最大の原因だと思う。
メディアアートは、絵画や彫刻よりもよっぽどとっつき易い分野だと思うのに。アーティストはデバイスをみんなにぐりぐりいじって貰いたくないのだろうか。そんなことを考えながら、せんだいメディアテークの人のいなさ加減を思い出す(あそこは本当に来館者が少ない。いや、わたしが行かない時にはいっぱい来ているのという可能性もないとは言えないが…)。

「ははー。満喫しましたねー」
「そうだねー。でも、エキソニモの作品って、今まで一度も理解できたことがない」

むう。確かに…。

良く見るけれど、コンセプトすら理解していないというずさんなふたり組みだったが、何だかんだでたっぷりと満喫してアルス展を後にした。
本当に面白い作品には説明なんていらないのさ! ということなのかもしれない。

2 Responses to “アルスエレクトロニカの軌跡”

  1. gre_greck より:

    入口付近の感想コーナーに、「難しい」という内容のフセンがはってあった。年配の字だった。

  2. ろん より:

    なにを言うか!

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